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232.昇給間差額(その7) [28.昇給間差額]

 次に、平成18年俸給表の教(二)(三)についても確認しておこう。
 <平18教(二)昇給間差額>
  4級(校長) 1号俸76百円~33号俸41百円 平均69.9百円
  3級(教頭) 1号俸92百円~73号俸38百円 平均71.1百円
  2級(教諭) 25号俸116百円~121~133号俸19百円 平均69.9百円
 <平18教(三)昇給間差額>
  4級(校長) 1号俸65百円~33号俸36百円 平均53.9百円
  3級(教頭) 1・2号俸123百円~89号俸26百円 平均66.1百円
  2級(教諭) 37号俸116百円~133~145号俸22百円 平均65.5百円

 当然ながら行(一)と同じ変化の傾向が見られる。すなわち、給与構造改革で初号付近の号俸がカットされた3級と4級の昇給間差額のピークはほとんどが初号になっているし、号俸が延長された2級の最小間差額は長く伸びており、号俸延長のなかった3級と4級ではそのような現象は起きていない。

 教(二)(三)についても昇給間差額の最大、最低、平均の額を対比しておこう。
 <昭60教(二)昇給間差額→平18教(二)昇給間差額>
  4級(校長) 91百円~46百円 83.9百円→76百円~41百円 69.9百円
  3級(教頭) 87百円~42百円 79.6百円→92百円~38百円 71.1百円
  2級(教諭) 84百円~30百円 71.1百円→116百円~19百円 69.9百円
 <昭60教(三)昇給間差額→平18教(三)昇給間差額>
  4級(校長) 81百円~41百円 69.4百円→65百円~36百円 53.9百円
  3級(教頭) 87百円~30百円 70.3百円→123百円~26百円 66.1百円
  2級(教諭) 84百円~26百円 67.7百円→116百円~22百円 65.5百円

 平均の昇給間差額は下がっているが、よく見ると2級・3級のピークの昇給間差額はより大きくなり、最小の昇給間差額はより小さくなっている。それだけ、早期立ち上がりの昇給カーブになり、全体としてはフラット化が進んでいると思われる。
 
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