64. 教職調整額(その5) [7.教職調整額]
次に、教員勤務実態調査の暫定集計を踏まえた論点として何が議論されたのであろうか。
<教員勤務実態調査(第1期・第2期)暫定集計を踏まえた論点>
【教員の業務の整理・効率化】
○教員の業務の整理・効率化をどのように行うべきか。
・教員が本来行うべき業務の範囲をどう考えるか。
・部活動指導の位置付けはどうあるべきか。
・教員が行う業務についてどのように効率化を図っていくか。
・事務の共同実施など学校事務についてどのように効率化を図っていくか。
【教員の勤務時間と教職調整額の在り方】
○教員の勤務時間の在り方をどう考えるか。
・教員の勤務時間の弾力化についてどう考えるか。
・超勤4項目の在り方をどう考えるか。
・教員の勤務時間の把握・管理をどのように実施するか。
○教職調整額を超過勤務手当に変更すべきか。
○教職調整額を維持する場合、現行の支給対象・支給率についてどう考えるか。
部活動指導など教職調整額との関係で興味深い論点もあるが、ここでは、二つめの大項目である「教員の勤務時間と教職調整額の在り方」に注目し、二番目の教職調整額を超過勤務手当に変更すべきか、三番目の教職調整額を維持する場合、現行の支給対象・支給率についてどう考えるかといった論点を見ておきたい。
コメント 0