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105. トピック=伊吹文部科学大臣「ことしの暮れが勝負」 [8.トピック]

 さすがに3月に入ると忙しく、体調を崩してしまった。俸給の調整額については、あと少し、違った観点から考えてみたいとは思っている。
 ところで、中教審による「教員給与の在り方について」の答申だが、3月20日の総会で審議され、これまでの素案を概ね踏襲した内容で答申が行われたようである。これを受け、伊吹大臣が次のように発言したという報道があった。

中教審は29日総会を開き、教員給与のあり方についての答申を決定し、山崎正和会長が伊吹文部科学大臣に提出しました。答申は、一般の公務員より優遇するとした教員の給与を定めた法律を堅持すべきだとしたうえで、一般の公務員の給与に上乗せして教員に一律に支給されている特別手当などを見直し、勤務実態や勤務成績などに応じた支給を検討するよう求めています。これに対し、伊吹大臣は「学校現場で一番大切なのはよき教員を得ることで、そのためにも給与の問題は重要だ。教員給与のメリハリをどうつけるか、ことしの暮れが勝負になる」と述べ、教員の給与体系を勤務実態などに応じたものにするため、平成20年度の予算編成で具体的な措置を盛り込みたいという考えを示しました。また、伊吹大臣は、教員の事務処理の負担を減らす方法として、非常勤の教員やボランティアを活用するほか、民間企業への外部委託などを検討していることを明らかにしました。(NHKニュース 3月29日 23時2分)

 ちょっとこの記事だけでは分かりにくいが、この間の国会での論戦を見ていると、所管の大臣としては、骨太の方針どおり2.76%削減ありきではない、そこを国会の意志としてどう変えていくのか、財源をどうするのかといった問題意識を持っていることを表明もしているようだ。
 当面、夏の概算要求へ向けた動きに注目していきたい。


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