SSブログ

162.特2級創設の周辺(その4) [20.特2級創設の周辺]

 次に、俸給の調整額について取り上げたいと思う。
 教(二)(三)の俸給の調整額については、以前「俸給の調整額」の項で考察したが、教(二)1~2級と教(三)1~3級では、若い号俸をカットして中位号俸を求めないと、うまく調整基本額が算定できなかった。従って、特2級適用者に支給される俸給の調整額についても、おそらく、若い号俸をカットしないと、中位号俸は求められないであろう。
 そこで、徳島県の「給料の調整額に関する規則の一部を改正する規則」(平成20年3月31日)による改正後の給料の調整額に係る調整基本額は次のとおりであった。
 <徳島県の調整基本額>
  高等学校等教育職給料表
   1級    9,000円
   2級    11,100円
   特2級  11,500円
   3級    12,000円
   4級    13,200円
  小中学校教育職給料表
   1級    8,400円
   2級    10,900円
   特2級  11,200円
   3級    11,600円
   4級    12,800円
 これを見ると分かるように、徳島県の調整基本額は、特2級以外の職務の級も含め、全人連モデルの額をそのまま採用していると受け止めてよいだろう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。