289.23年俸給表改定(その3) [36.23年俸給表改定]
ここで、改定の結果、△0.5%引下げの最高号俸の額が何円引下げられたのかを見ておきたい。
級・号俸 改定前 → 改定後 (改定額) 改定の効果(概ね)
2級125号俸 309,200円→307,800円(△1,400円) 4号俸ダウン
3級113号俸 356,400円→354,700円(△1,700円) 4号俸ダウン
4級93号俸 390,100円→388,300円(△1,800円) 3号俸ダウン
5級85号俸 402,500円→400,600円(△1,900円) 3号俸ダウン
6級77号俸 424,600円→422,600円(△2,000円) 3号俸ダウン
7級61号俸 458,400円→456,200円(△2,200円) 3号俸ダウン
8級45号俸 480,500円→478,200円(△2,300円) 3号俸ダウン
9級41号俸 540,300円→537,700円(△2,600円) 3号俸ダウン
10級21号俸 572,900円→570,100円(△2,800円) 2号俸ダウン
細かく見ていくとキリがないのだが、「40歳台前半層:0~△0.3%」の改定状況について、例を挙げて確認しておきたい。
<行政(一)5級の改定状況>
制度年齢 級・号級 改定前 改定後 改定額 改定率
42歳 5級33号俸 357,000円 357,000円 0円 0.0%
42歳 5級34号俸 358,800円 358,800円 0円 0.0%
42歳 5級35号俸 360,600円 360,600円 0円 0.0%
42歳 5級36号俸 362,300円 362,300円 0円 0.0%
43歳 5級37号俸 364,200円 363,800円 △400円 △0.1%
43歳 5級38号俸 365,600円 365,100円 △500円 △0.1%
43歳 5級39号俸 367,100円 366,500円 △600円 △0.2%
43歳 5級40号俸 368,600円 367,900円 △700円 △0.2%
44歳 5級41号俸 370,100円 369,400円 △700円 △0.2%
44歳 5級42号俸 371,300円 370,300円 △1,000円 △0.3%
44歳 5級43号俸 372,500円 371,400円 △1,100円 △0.3%
44歳 5級44号俸 373,700円 372,500円 △1,200円 △0.3%
45歳 5級45号俸 374,700円 373,400円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級46号俸 375,600円 374,300円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級47号俸 376,500円 375,200円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級48号俸 377,400円 376,100円 △1,300円 △0.3%
行政(一)5級の場合は、制度年齢45歳の△1,300円から△100円を基本に42歳の0円に向かって収れんさせているのだが、41号俸は△800円となってもよさそうなのに、なぜか△700円となっている。そして41号俸と43号俸に改定額の不連続が発生している。42歳と43歳で改定額に△400円が生じるのは、改定のスタート地点としてしかたのない面はあろう。しかし、「収れん」というのだから、100円単位又は200円単位でなめらかに改定額を推移させるべきと思うのだが、実際は微調整されているのである。
こうなると、行政(一)以外の改定手法をつぶさに確認しない限り、教(二)(三)の改定内容は決まらないこととなるだろう。
ここで、再任用の俸給月額の改定状況を概観しておくと、定年の年齢を超えているのだから、当然△0.5%であるかと思えばそうではない。職務の級ごとの俸給月額の水準や、職務の級の間のバランスを見たということか。
<再任用の俸給月額の改定状況>
職務の級 改定率 改定額
1級 △0.3%(△0.27%) △500円
2級 △0.3%(△0.28%) △600円
3級 △0.3%(△0.31%) △800円
4級 △0.3%(△0.32%) △900円
5級 △0.4%(△0.37%) △1,100円
6級 △0.4%(△0.37%) △1,200円
7級 △0.4%(△0.39%) △1,400円
8級 △0.5%(△0.48%) △1,900円
9級 △0.5%(△0.47%) △2,100円
10級 △0.5%(△0.47%) △2,500円
級・号俸 改定前 → 改定後 (改定額) 改定の効果(概ね)
2級125号俸 309,200円→307,800円(△1,400円) 4号俸ダウン
3級113号俸 356,400円→354,700円(△1,700円) 4号俸ダウン
4級93号俸 390,100円→388,300円(△1,800円) 3号俸ダウン
5級85号俸 402,500円→400,600円(△1,900円) 3号俸ダウン
6級77号俸 424,600円→422,600円(△2,000円) 3号俸ダウン
7級61号俸 458,400円→456,200円(△2,200円) 3号俸ダウン
8級45号俸 480,500円→478,200円(△2,300円) 3号俸ダウン
9級41号俸 540,300円→537,700円(△2,600円) 3号俸ダウン
10級21号俸 572,900円→570,100円(△2,800円) 2号俸ダウン
細かく見ていくとキリがないのだが、「40歳台前半層:0~△0.3%」の改定状況について、例を挙げて確認しておきたい。
<行政(一)5級の改定状況>
制度年齢 級・号級 改定前 改定後 改定額 改定率
42歳 5級33号俸 357,000円 357,000円 0円 0.0%
42歳 5級34号俸 358,800円 358,800円 0円 0.0%
42歳 5級35号俸 360,600円 360,600円 0円 0.0%
42歳 5級36号俸 362,300円 362,300円 0円 0.0%
43歳 5級37号俸 364,200円 363,800円 △400円 △0.1%
43歳 5級38号俸 365,600円 365,100円 △500円 △0.1%
43歳 5級39号俸 367,100円 366,500円 △600円 △0.2%
43歳 5級40号俸 368,600円 367,900円 △700円 △0.2%
44歳 5級41号俸 370,100円 369,400円 △700円 △0.2%
44歳 5級42号俸 371,300円 370,300円 △1,000円 △0.3%
44歳 5級43号俸 372,500円 371,400円 △1,100円 △0.3%
44歳 5級44号俸 373,700円 372,500円 △1,200円 △0.3%
45歳 5級45号俸 374,700円 373,400円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級46号俸 375,600円 374,300円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級47号俸 376,500円 375,200円 △1,300円 △0.3%
45歳 5級48号俸 377,400円 376,100円 △1,300円 △0.3%
行政(一)5級の場合は、制度年齢45歳の△1,300円から△100円を基本に42歳の0円に向かって収れんさせているのだが、41号俸は△800円となってもよさそうなのに、なぜか△700円となっている。そして41号俸と43号俸に改定額の不連続が発生している。42歳と43歳で改定額に△400円が生じるのは、改定のスタート地点としてしかたのない面はあろう。しかし、「収れん」というのだから、100円単位又は200円単位でなめらかに改定額を推移させるべきと思うのだが、実際は微調整されているのである。
こうなると、行政(一)以外の改定手法をつぶさに確認しない限り、教(二)(三)の改定内容は決まらないこととなるだろう。
ここで、再任用の俸給月額の改定状況を概観しておくと、定年の年齢を超えているのだから、当然△0.5%であるかと思えばそうではない。職務の級ごとの俸給月額の水準や、職務の級の間のバランスを見たということか。
<再任用の俸給月額の改定状況>
職務の級 改定率 改定額
1級 △0.3%(△0.27%) △500円
2級 △0.3%(△0.28%) △600円
3級 △0.3%(△0.31%) △800円
4級 △0.3%(△0.32%) △900円
5級 △0.4%(△0.37%) △1,100円
6級 △0.4%(△0.37%) △1,200円
7級 △0.4%(△0.39%) △1,400円
8級 △0.5%(△0.48%) △1,900円
9級 △0.5%(△0.47%) △2,100円
10級 △0.5%(△0.47%) △2,500円
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