350.旧教(二)(三)27年4月モデル(その3) [43.旧教(二)(三)27年4月モデル]
(2) 較差改定における改定を行わない号俸
次に、「較差改定における改定を行わない号俸」については、その制度年齢上の位置は、すべて「大学卒53歳以上」であったことを指摘した。そして、その結果に従い、旧教(二)(三)の較差改定における改定を行わない号俸を示したのであったが、基幹号俸によって考察を進めてきていたため、基幹号俸単位の表示としては正しかったのだが、号俸単位では正確なものではなかった。(343.26年人事院勧告(その6)参照)
<推定で示した基幹号俸>
ア 旧教(二)
2級 125号俸以上
特2級 101号俸以上
3級 77号俸以上
4級 37号俸以上
イ 旧教(三)
2級 137号俸
特2級 101号俸以上
3級 93号俸以上
4級 37号俸以上
旧教(二)1級は145号俸以上の改定が行われないかもしれないとした。
全人連モデル給料表を確認すると、基幹号俸単位ではほぼ一致していた。すべての号俸について見ると、行(一)では当該基幹号俸の直近下位の号俸から改定されていないのであるが、この点についてもモデル給料表はほぼ同様の改定となっていた。
<モデル給料表の改定を行わない号俸>
ア 旧教(二)
1級 146号俸以上
2級 124号俸以上
特2級 100号俸以上
3級 76号俸以上
4級 36号俸以上
イ 旧教(三)
2級 136号俸
特2級 100号俸以上
3級 92号俸以上
4級 36号俸以上
「ほぼ」としたのは、旧教(二)1級の改定手法が異なるように思われるからである。推定した号俸の直近下位の号俸以上ならば、144号俸以上とならなければならないが、モデルでは146号俸以上とされたのである。
なぜ、2号俸の食い違いが生じるのか。制度年数を測るのは基幹号俸間であると考えるならば、4号俸単位であるはずなのだが、どのような理由でずれたのだろうか。行(一)以外の俸給表を眺めてみても、どうもピンとこない。なぜだろう…。
次に、「較差改定における改定を行わない号俸」については、その制度年齢上の位置は、すべて「大学卒53歳以上」であったことを指摘した。そして、その結果に従い、旧教(二)(三)の較差改定における改定を行わない号俸を示したのであったが、基幹号俸によって考察を進めてきていたため、基幹号俸単位の表示としては正しかったのだが、号俸単位では正確なものではなかった。(343.26年人事院勧告(その6)参照)
<推定で示した基幹号俸>
ア 旧教(二)
2級 125号俸以上
特2級 101号俸以上
3級 77号俸以上
4級 37号俸以上
イ 旧教(三)
2級 137号俸
特2級 101号俸以上
3級 93号俸以上
4級 37号俸以上
旧教(二)1級は145号俸以上の改定が行われないかもしれないとした。
全人連モデル給料表を確認すると、基幹号俸単位ではほぼ一致していた。すべての号俸について見ると、行(一)では当該基幹号俸の直近下位の号俸から改定されていないのであるが、この点についてもモデル給料表はほぼ同様の改定となっていた。
<モデル給料表の改定を行わない号俸>
ア 旧教(二)
1級 146号俸以上
2級 124号俸以上
特2級 100号俸以上
3級 76号俸以上
4級 36号俸以上
イ 旧教(三)
2級 136号俸
特2級 100号俸以上
3級 92号俸以上
4級 36号俸以上
「ほぼ」としたのは、旧教(二)1級の改定手法が異なるように思われるからである。推定した号俸の直近下位の号俸以上ならば、144号俸以上とならなければならないが、モデルでは146号俸以上とされたのである。
なぜ、2号俸の食い違いが生じるのか。制度年数を測るのは基幹号俸間であると考えるならば、4号俸単位であるはずなのだが、どのような理由でずれたのだろうか。行(一)以外の俸給表を眺めてみても、どうもピンとこない。なぜだろう…。
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